どうも!日本の“セクシャルワーカー” を応援する、もんたろです。
今回は、自らも風俗店を営む私も、時折相談を受ける質問、
「愛する人に、仕事を隠していることに引け目を感じる。ありのままの自分を伝えるべきか?」
という問いに対して、私なりの考えをお伝えさせ頂きます。
1:答えは明瞭簡潔です。

答えは明瞭簡潔。
「伝える必要性は一切ありません。」
‥ということになります。
高い意識で風俗のお仕事に取み、優しい人格者な方ほど、このような悩みを抱える傾向にあります。
私が、店舗側のスタッフだから「言う必要ないよ。」と言っているのではありません。
考えても見てください。
この世に、“自身のありのままを100%正直に、誰にでも言える人間 ” は居ません。
人には、様々なレベルで内的プライバシーというものがあります。
性的思考、コンプレックス、過去に犯した過ち、想像してしまう人には言えない妄想、見栄、そして日常の些細な嘘・・
それらを、全て、そして誰にでも言える人が、果たしてこの世にどのくらい存在するでしょうか。
仮に存在したとして、その全てを打ち明けるという行為の必要性はどの程度あると言えるでしょうか。
ちなみに、私は家族には風俗のお仕事のことは伝えています。
友人などにも一切包み隠さず話していますが、そんな私にも中には伝えていない人も居ます。
相手によって自身で風俗の仕事のことを伝える必要性を考慮し、ケース毎に自身で判断することが大事だと思うのです。
キャストとしての風俗業と、私の立場での風俗業では、確かに違いはあるかも知れませんが、本質的には同じことです。
2:覚悟のススメ。

『黙っておく』、というよりは『言う必要性が薄い』といったニュアンスが近いでしょう。
しかし、その言っておかなかった事実が、不意に相手に知られてしまうということも、リスクとしては潜んでいます。
その時は、その事実を受け入れるしかありません。
恐らく誰かを傷つけることになるかも知れません。あなた自身が悲しい思いをすることもあるでしょう。
しかし、誰もが、自分の人生で選択してきたことに責任を持つことからは逃れられず、あなたも例外ではありません。
風俗のお仕事に限ったことではありませんが、何かに取り組むときは、その取り組みによって伴うリスクやデメリットも覚悟しておきましょう。
覚悟し、想定しておくことによって、今後起こり得るいかなる状況も、「想定内」として冷静に向き合えるメンタルのベースになるでしょう。
3:とは言え

今回のお話しは、セクシャルワーカーとして大事なことなので、少し強めの表現をしました。
とは言え、
そのリスクは、自助努力でリスクを最小限に抑えることはできます。
撮影のオプションなどはお断りする、動画撮影などもってのほか。
盗撮を警戒し、ベッド周りにバッグやスマホを置くのはやめてもらう、部屋は必ず暗めにする、ホームページの写真や写メ日記では顔出しをしない・・
自身で考えられる対策は、可能な限りやっておきましょう。
「愛する人に全てを伝えたい。」
「ありのままの自分を受け止めて欲しい。」
その気持ちは素晴らしく、大切にして頂きたいと思いますが、
あなたの愛する人でさえも、自分の100%をあなたに伝えているかはわかりません。
そして、本当に愛しているのであれば、あなたもそれを求めないのではないでしょうか。
相手に「何もかも打ち明けろ!」と言うのは、本当の愛情ではありません。不安や自信の無さから来るただの猜疑心です。
あなたは、まず自分自信を愛する必要があります。
“誰かに全てを打ち明けないあなた自身 ” も含めて。
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