どうも!日本の“セクシャルワーカー” を応援する、もんたろです。
私は、お店の面接時、女性に対して
「なぜ、以前のお店を辞めたのか?」
と必ず聞くようにしています。
お話しを聞くと様々な事情があり、非常に興味深いのですが、多くの声を聞き取っていく中で見えてきた、「キャストさんが店舗を辞める理由として最も多いTOP3」をまとめてみました。
あくまで私個人調べですが、経験女性の方には共感して頂ける部分は多いと思います。
1:まずは3位、「ステップアップのため。」
【大衆店~中級店】と言われる価格帯の店舗で売れっ子になり、「もっと価格の高いお店で働けるのではないだろうか?」と考えた女性が、ステップアップのために高級店に移籍する・・というのは、非常に多いパターンです。
これは、個人的には非常に良い事だと思っています。
未経験の女性に多い傾向ですが、はじめの内は風俗求人情報サイトなどを見ても、どこも良いことだけを書いているのでよくわからず、ほぼ運任せのような状態で面接に行ってしまいます。
すると、こなれた面接官の話術によって、そのまま押し切られるに近い形で入店となり、考える暇もなく働くことになる・・というケースは、かなり多いです。
ここからはその店舗で稼げるようになった女性に限ってしまいますが・・
しばらく働いていると、同じキャストさんやお客様からの情報で、どうやらもっと高額で良いお店があることを知ります。
そこで、お店を移りたいと思いはじめますが、お店がなかなか辞めさせてくれない・・というのは、かなり多く見られるパターンです。
どこも人材不足です。ましてや売れっ子が辞めるかも知れないとなると、お店は必至です!
あの手この手で女性を引き留めます。ときには、半ば脅迫まがいな態度に出て来るお店も・・。しかし、
「お店が辞めさせてくれない。」という状況は本来あり得ません。
いつだって、女性には自由にお店を辞められる権利があるのです。
あまりに脅迫的だと法に触れる可能性もあります。
その場合、身の回りの知人、場合によっては警察などに相談しましょう。
そもそもキャストさんは、個人事業主。いつだって退店する自由があります。
兎にも角にも、自身のステップアップのために店舗を移るというのは良く見られることで、かつ自然なことです。
2:続いて2位。「稼げない。」
「稼げない。」というのも、在籍店舗を辞める理由としてよく聞かれます。
「以前のお店は、お客様を付けてもらえなかった。」
「暇なお店だった。」
せっかく女性として貴重な時間を消費して、セクシャルワーカーとして働くのですから、稼げないお店に見切りをつけることは非常に重要です。
ただし、裏話をしてしまうと、我々(運営側)としては、そのようなお話しは少々注意を払って聞くことにしています・・。
なぜなら、そのお店が暇なお店であったわけではなく、その女性自身が単に稼げなかった(もしくは稼げなくなった)だけ・・という可能性も排除出来ないからです。
もちろん全てを疑っていればキリがないのですが、本人の実力不足、努力不足によって稼げていなかった場合、その女性は仮にお店を変えたしたとしても、遅かれ早かれ同じ結果が待っています。
3:1位。「人間関係のストレス及びトラブル。」
1位は人間関係のストレスやトラブル。いつの時代も、この理由が最も多いのです!
多くのキャストさんが、人目をはばかってセクシャルワーカーのお仕事に取り組んでいるため、理不尽なことがあっても声をあげにくい・・という誤解が、残念ながら未だに蔓延してます。例えば・・
スタッフや上層部からのしつこい口説きや、講習にかこつけたセクハラ。
(普通に犯罪です!)
店舗スタッフの不平不満や愚痴に付き合わされる。
(接客業のプロに愚痴をつき合わせるのなら、その時間分の対価を払うべきです!)
タバコや共有スペースの使い方など、スタッフや他の女性のマナーが悪く、疲れてしまった。
(経営陣が介入し、直ちに解決を図るべきです!)
お店側から、本指名を取るために本番を推奨された。
(日本の法律では、違法行為となっています!!)
・・といった感じでしょうか。
十数年、数多のキャストさんたちの話しを聞いてきて、いかにキャストさんたちが仕事と直接関係のないストレスにさらされているのか、私は痛感しました。
それらに耐えられず、お店を辞めてしまう女性が非常に多いのです。
このような(一部の)方々の振る舞いが、風俗業界がいつまでも社会的に低い立場に見られる要因のひとつであることは間違いないでしょう。
4:これからの風俗業界のあるべき姿。
・・いかがでしたでしょうか。共感して頂けた経験者の女性も多いのではないでしょうか?
モチロン、多くのお店がこれらにあたらず、道理的に運営されているのだと信じています。
しかし、一方で、閉ざされた業界で多くのキャストさんが声をあげにくい中、多少の理不尽は当たり前・・と未だに考えている店舗(や女性)が見受けられるのもまた事実です。
多くのセクシャルワーカー達が、心身ともにストレスの無い環境でお仕事にあたれる状況を目指し、これからも情報を発信し続けていこうと思います!
自身のお店だけではなく、業界全体のモラルや社会的地位が向上するように、これからもがんばります!
コメント