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スカウトに関わる必要が無い理由①~そもそもスカウトとは?~

どうも!日本の“セクシャルワーカー を応援する、もんたろです。

今回は、風俗関係の求人で避けては通れない話題、と同時になぜか話題にするお店をほとんど見かけないという奇妙な存在、

スカウト

について、店舗側からの見解をお話しさせて頂きます。

結論から言ってしまうと、

スカウトを介することはオススメしない

ということになってしまうのですが、その理由を説明させて頂きます。

結構大事な問題で、この業界に興味がある女性から、業界にすでに関わっている全ての女性に知って頂きたいと、勝手ながら思うのです。

私は、風俗業界全体の社会的地位の向上を心から願っています。
その過程において、避けては通れない話題と言えるでしょう。
ただし、あくまで一個人の見解ということをご理解頂ければと思います。


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1:そもそもスカウトってどんな存在?
2:SNSの発達により年々巧妙化している手口
3:見抜くのが難しい【女性高収入求人サイト風】のサイト


目次

1:そもそもスカウトってどんな存在?

路上やSNS上で女性に声をかけ、風俗店やAV業界に人材をあっせんする人たちのことで、古くから風俗業界では知られた存在だったと言えます。

紹介した店舗から、紹介した女性が稼いだ額の10~20%が”紹介料”としてスカウトに支払われ、それが彼らの収入になります。

そして、意外と知られていないのがその違法性。

路上でのスカウト行為は、各都道府県の迷惑防止条例違反。風俗店へのあっせんも、職業安定法(職安法)違反となり、立派な犯罪なのです。

職安法違反の罰則は、

1年以上10年以下の懲役または20万円以上300万円以下の罰金

と、結構重い犯罪という位置づけをされています。

また、多くのスカウトは【〇〇グループ】などと自称し、企業感を演出していますが、正式には会社として登記されていない場合がほとんどで、当然、職業としての納税義務などは果たしていません。

大手芸能プロダクションも路上でのスカウトを行っていますが、違法ではありません。
性風俗やAVは、職安法上の”有害業務”になってしまうので違法・・という構造です。
この、”風俗業=有害業務”という呼称は、法的に改変して頂きたいと思っていますが、それはまた別のお話。


2:SNSの発達により、年々巧妙化している手口

2010年代半ばまでは、路上でのスカウトが主流でしたが、2020年代に差し掛かるころからは、SNSやWEBサイトでのスカウトが主流になっています。

タイプ別に見ていきましょう。

【路上での声掛けタイプ】

「すごくキレイですね!芸能のお仕事とか興味ありませんか?」
「お給料の高いお仕事紹介出来ますが、お話しだけでもどうですか?」

といった感じ、急に声をかけて来ます。
年々、路上での声掛け行為は厳しく取り締まられているので、少なくなって来てはいますが、万が一このような声がけにあった場合は、一律無視で良いと断言出来ます。

SNSやネットがここまで発達しているこのご時世に、路上で声をかけるなどというリスキーで非効率な方法を選択しているのは、よっぽど人材の確保の緊急性に迫られているか、よっぽどWEBのリテラシーに欠けている証拠です。

貴女が本当にモデルや芸能のお仕事に興味があるなら、自ら芸能事務所やオーディションに赴くべきでしょう。
「原宿で声をかけられて・・。」などといったサクセスストーリーは、平成、いや昭和の時代のお話しです。

また、SNS上での手口は巧妙で、注意が必要です。特にTwitter。

【Twitterでのスカウトタイプ】

一般的なのは、DMで「高収入や芸能活動のお仕事の紹介」を謳ってきたり、Twitterをやっている風俗嬢の方たちに直接「お店紹介出来ます!」などと送ってくるパターンです。

これらは、同じ内容を多くの女性にスパム的に送っているので、無数に送っている中から数人でもリアクションがあれば儲けもの、といった感覚でおこなわれています。

そして、よく見かける

Twitterでのアマギフ(アマゾンギフト券)のプレゼント企画。

自身の店舗紹介情報をツイートし、その情報をリツイートした方に、抽選でアマゾンギフト券をプレゼントする・・といった趣旨のツイートも多くみられる手口です。
実際には抽選すらしておらず、当然ギフト券なども貰えないケースがほとんどです。

実際に配っていたとしても、数人に配ることによってその証拠画像などをまたTwitter上でUPしてもらい、広告効果を高める・・というだけのことです。

また、

「(スカウトの)〇〇君、信頼出来る!リツイートします!」

などといった風俗嬢のツイートは、殆どがそのスカウト自身の別アカウントでの、なりきり演出(俗にいうネカマ)です。

・アマゾンギフト券をチラつかせるツイート。
・イケメン(画像加工しまくり)スカウトの、バブリーアピール満載なツイート。
・風俗嬢がスカウトをほめているツイート。

・・これらには、関わらないほうが得策です。冷めた温かい目でスルーしましょう。


3:見抜くのが難しい【女性向け高収入求人サイト風】のサイト

最近見かけるWEBサイト上の手口として、私でも「これは、中々巧妙だな~。」と、ある種関心してしまうのが、

【女性向け高収入求人サイト風】のスカウトサイト

です。

主に、風俗業界に関わる女性や、興味がある女性へ向けた情報サイトのような構成になっているサイトで、パステル調であったりポップであったり、女性的なデザインでレベルの高いサイトが結構存在します。

風俗で働くにあたってのアドバイスや、悪いお店を見抜く方法などの注意喚起を促したうえで、最後に「当サイトが、信頼できるお店を紹介します!」と、ラインや応募フォームなどで、応募させる・・といった、なかなか上手い(?)手口です。

結局、最終的にコンタクトを取ってくるのは、違法なスカウトだったりします。

今では、きれいなサイトは簡単に作れますので、通常の合法的な高収入系の女性求人サイトとの見分けは、素人では困難でしょう。

WEBサイト上で、違法スカウトのダミーサイトに引っかからないようにするには、下記のような点に気を付けましょう。
■検索エンジンなどで、「〇〇(地名)、風俗、女性求人」などで、上位5位以内に来るサイトで探す。(今のところ、スカウトの求人サイトが上位5位に来るのはほぼ不可能です)
■気になった店舗に、直接問い合わせる。
■最終的に、「貴女に合ったお店を紹介します!」といったフォームやラインになっているサイトは避ける。

次回の記事、
【スカウトに関わる必要が無い理由②~メリットには、全てカラクリがある~】
も併せてご遠慮ご覧ください!

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この記事を書いた人

日本のセクシャルワーカーを応援する、もんたろと申します。
趣味は【育児】【愛妻】【納税】です。
業界スタッフ歴十年の経験の中で、働くキャストさんやスタッフの置かれている境遇と、風俗業界の持っている高いポテンシャルの不一致を痛感していました。
風俗業界を健全化し、社会的な地位を向上させるために独自のブランドを開業。
一名でも多くの働く女性やスタッフを“豊か”に出来るよう、様々な情報を発信していきます!

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